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股関節が痛いときの原因は?日常生活の注意とよくある病気

股関節が痛いときの原因は?日常生活の注意とよくある病気

「あぐらがかけなくなってしまった」「足の爪が切りづらい」こういった症状を感じたことはありますか?

これらの症状を引き起こしている原因は、股関節の痛みかもしれません。

日常生活のなかであまり痛いと感じていなくても、知らず知らずのうちにダメージを蓄積させていることがあるのです。

 

股関節が痛む原因には、さまざまな病気があります。

何らかの病気を抱えて痛みに苦しんでいる方は、全国で400万~500万人ともいわれているのです。

股関節の痛みは、ほかの部位と比べて自覚するのが遅いことも多く、気づいたときにはすでに相当進行してしまっていたというケースもあります。

ほかの症状を知った上で、早めに異変に気づくことが大切です。

このページでは、股関節の痛みについて、原因や症状、病気についてご紹介いたします。

 

日常生活で股関節を痛めてしまう原因

股関節は、歩く・しゃがむ・立つといった日常生活で繰り返される動作によって負荷がかけられています。

加齢に伴って負荷が蓄積することで、関節の痛みへと発展してしまうわけですね。

できるだけ股関節に負担をかけないためには、あぐらや正座を頻繁・長時間にわたり行わないようにしましょう。

 

これらの姿勢は、股関節を深く曲げて座るため、大きな負担がかかってしまうのです。

股関節痛の予防、悪化防止のためには、洋室スタイルでの生活を送りましょう。

和室スタイルでの生活は、立ったり座ったりする動作が大きいために、股関節に負担がかかりやすい特徴があります。

 

寝る際はベッドで、お手洗いは洋式トイレを選ぶなど、小さなところから股関節にかかる負担を取り除いていきましょう。

すでに痛みを感じている方は、歩く際にも痛みが生じているのではないでしょうか。

股関節に過度に負担がかからないよう、ゆっくり歩き、10~15分おきに小休憩をとりましょう。

 

荷物はできるだけ軽くし、必要によってはカートを使用することも検討してください。

あまりにも痛みがある場合は、無理せずに車やタクシーを利用することも大切です。

 

股関節が痛いときに考えられる病気

股関節痛に悩む人のうち、もっとも多くの人が抱えているものが、「変形性股関節症」です。

特に高齢者に多く、原因は軟骨がすり減ることによる炎症で「一次性変形性股関節症」「二次性変形性股関節症」の2種類に分けられます。

日本では二次性変形性股関節症を抱えている人が多く、女性に多いのも特徴です。

 

「一次性変形性股関節症」は関節軟骨のすり減る原因は不明といわれています。

「二次性変形性股関節症」は生まれつき股関節が脱臼していたり(先天性股関節脱臼)、骨盤の発育が悪かったりすることが原因により発症することが特徴です。

痛みのほか、日常動作にも支障が生じる疾患といえます。

 

もうひとつ挙げられるのが、「関節リウマチ」です。

関節のなかにある膜が炎症を起こす病気で、炎症物質が軟骨や骨を破壊してしまいます。

その結果、痛みや腫れを引き起こしてしまうのです。

 

「関節リウマチ」は、必ずしも股関節だけの病気ではありません。

「関節」の名のとおり、症状が表れる部位は、全身の関節すべてです。

悪化すると変形を起こすこともあるため、できる限り早めの診断・治療が望ましい病気といえます。

股関節に痛みを感じている場合は、できる限り早めに病院での診断を受けましょう。

 

普段の股関節のケアはエミューオイルでマッサージ

股関節の痛みを改善・防止するためのケアは、自分自身でも行うことができます。

その際に用いたいものが、天然オイルである「エミューオイル」です。

オーストラリアの先住民アボリジニが約4万年前から使用してきたオイルで、原料は鳥のエミュー。

自然素材からできているため、敏感肌・アトピー肌の人も安心して利用できます。

 

使い方はいたって簡単です。エミューオイルを適量手にとって、両手のひらでこすり合わせましょう。

その後は、やさしく塗り込むだけでもOK。

気持ちいいと感じる程度の力でマッサージを行っても良いでしょう。

エミューオイルは肌への浸透性がよく、さらには炎症を抑える効果もあります。

スーッと肌になじみ、痛みの軽減が期待できるでしょう。

 

使うタイミングとしておすすめなのは、お風呂上がりや寝る前です。

特にお風呂上がりは血行が良くなっているため、より効果的といえるでしょう。

予防や対策は早めにはじめるのが吉です。

すでに痛みを感じている方も、今はまだそれほど痛みを感じていないという方も、ぜひエミューオイルを使ったセルフケアを取り入れてみてくださいね。

 

まとめ

股関節は、ほかの関節部分と異なり、筋肉や靱帯に囲まれた深い場所にあるため、「変形性股関節症」である場合の自覚症状が遅れがちだという特徴があります。

はじめは、単なる股関節の違和感であったり、太ももやひざの痛みであったりと、直接股関節の痛みを感じない人もいます。また、人によっては左右に揺れながら歩く人も。

 

このような症状が表れたり指摘されたりした場合は、一度早めに病院を受診することをおすすめします。

日々できるケアには、エミューオイルを取り入れてみましょう。

プロアスリート選手やトレーナーが体のメンテナンスや痛みの改善のために使うこともあるエミューオイルを使えば、マッサージがうまくなくてもオイルの力を利用できるため、痛みの軽減が期待できますよ。

監修専門家プロフィール


 みやざわ整骨院院長 宮澤大助

東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。

http://www.tgc-d.com/miyazawa.html


 

記事の参考URL

http://www.jinko-kansetsu.com/pain/hip/diseases.html

http://celebrite.jp/ext/pc/emu/pc

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https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_293.html

http://www.stryker.co.jp/health/hip-oa/