背中が痛む原因は?疲れ対策のマッサージのポイント
背中の痛みの原因はさまざまです。日常生活における姿勢や動作などが原因になっていることもあれば、何らかの病気によって引き起こされることもあります。そのため、単なる背中の痛みだからといって放置せず、長引く場合は整形外科などを受診することが大切です。
背中の痛みの原因が日常に隠れている場合、原因を突き止めて対処すれば、背中の痛みが解消されるでしょう。また、今起きている背中の痛みが改善した後は、再発を防ぐために予防策をとることが大切です。
身体の痛みの緩和方法や予防方法としてはマッサージが挙げられますが、そのときにエミューオイルを使用することをおすすめします。ここでは、背中が痛む原因や予防法、対処法について詳しく解説していきます。
日常生活で背中が痛くなってしまう原因は?
背中の痛みは、日常生活における次のような原因で起こります。
・長時間のデスクワークや立ち仕事
長時間、デスクワークや立ち仕事をすると、背中の筋肉が緊張し、血行が悪くなることで背中に痛みが起こります。また、引っ越しや宅配など、中腰になることが多い場合にも背中が痛くなりやすいのです。背中の痛みの原因が仕事にある場合、仕事を変えない限り背中の痛みを防ぐことは難しいでしょう。
・重い物を持ったり過度に運動したりする
重い物を持つと、背中の筋肉に大きな負担がかかり、急性の背部痛が起こる可能性があります。引っ越しや宅配の仕事をしている方は、中腰による影響もあり、背中の痛みに悩まされがちです。また、過度な運動も背中の筋肉を緊張させ、背部痛を引き起こします。いずれも、腰痛の原因にもなるため注意が必要です。
その他、疾患によって背中の痛みが起こる場合があります。椎間板ヘルニアや変形性脊椎症、むち打ちの他、すい臓の病気や骨粗しょう症、血管系の病気なども背中の痛みの症状を引き起こします。背中の痛みの原因になりやすい椎間板ヘルニアは、骨と骨をつなぐ椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫することで発症します。
腹痛や胸の痛みを伴う場合は、内科的な病気が考えられます。背中の痛みを伴う病気は多数あるため、早めに医療機関を受診することが大切です。
今日からすぐできる!背中の痛みの予防方法
背中の痛みは、次のように予防しましょう。
・正しい姿勢で過ごす
椅子に座るときは、背骨を伸ばしたうえで膝と足首が90度になるように、椅子の高さを調節しましょう。また、寝るときには自分に合った高さの枕を使うことが大切です。そのほか、キッチンでの料理やアイロンがけの際には、補助台を使うなどして、前かがみにならないように工夫してください。
・こまめなストレッチで筋肉をほぐす
同じ姿勢を続けると筋肉が緊張するため、ストレッチをして筋肉をほぐしましょう。デスクワークの方はこまめに席を立ち、歩き回るなどの工夫も大切です。
・背中と肩の筋肉を鍛える
背中と肩の筋肉を鍛えることで、背中への負担が軽減されます。仰向けに寝た状態で、腰の下に丸めたタオルを置き、足を浮かせて左右交互に回す運動がおすすめです。背筋だけではなく、同時に腹筋も鍛えられます。
・ぬるめの湯にゆっくりつかる
40度前後のぬるめの湯にゆっくりつかると、血行が促されて背中の筋肉がほぐれます。背筋を伸ばすことで、さらに血行が促されて症状が改善に向かうでしょう。
背中が痛む場合の対処法
背中が痛む場合は、基本的に温めることで改善が期待できます。ただし、過度な運動の後などに起きた背中の痛みは、強い炎症の可能性があるため、温めると悪化する恐れがあります。この場合は、冷却パックや冷やすタイプのハップ剤などを使いましょう。
炎症が軽減し、慢性的な痛みに変わってからは、ほどよい刺激のマッサージなどで血行を促してください。また、マッサージの際には円滑剤としてオイルを使うことをおすすめします。おすすめのオイルは、エミューという鳥から採取されるエミューオイルです。
肌へのなじみがよく、血行を促す効果が期待できます。マッサージする際には、爪を立てないようにして、気持ちよく感じる力加減で刺激しましょう。
マッサージの方法は、こちらの動画を参考にしてください。
動画でのマッサージのように、指の腹で押すことがポイントです。また、一定のリズムで押すことで筋肉がほぐれやすくなります。このような対処法を試しても全く背中の痛みが改善しない場合は、医療機関で原因を調べてもらいましょう。
まとめ
背中の痛みは、同じ姿勢を続けたり、筋肉に過度な負担をかけたりすることで起こります。しかし、椎間板ヘルニアや胆石、すい臓の病気、血管系の病気などでも起こるため、自己判断は禁物です。過度な運動の後に背中の強い痛みを感じた場合は、筋肉に過度な負担がかかったことが原因でしょう。
この場合は、温めるのではなく冷やして炎症を抑えることが大切です。炎症を抑えることができれば、慢性的な痛みに移行します。40度前後の湯にゆっくりつかったり、マッサージなどでケアしたりしましょう。マッサージの際には、エミューオイルを使用して、改善効果を高めることがポイントです。
ケアをしても背中の痛みが治らない場合は、医療機関で何らかの治療が必要な可能性があります。適切に対処して、快適な日々を取り戻しましょう。
記事の参考URL
https://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=senakaitami
https://kuukai3.com/2019/03/26/post-8537/
https://www.youtube.com/watch?v=c4szHAbuCcA
https://www.youtube.com/watch?v=7ea23Ztg6p4
医療・美容ライター。これまでの執筆本数は9,000本以上に昇る。正確でわかりやすい記事が医師からも好評。
ムダ毛や体臭などのお悩み解決記事から疾患の説明記事まで幅広く執筆。
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