お肌が乾燥する季節の冬は、女性にとってスキンケアコスメはとても重宝されます。

今回は、冬の乾燥肌に効果的だったスキンケアコスメについて、美容への意識が高く乾燥肌が気になる40代女性に聞いてみました。40代女性が選ぶ乾燥肌に効果的なスキンケアコスメの価格帯は、いったいいくらなのでしょうか。

定番の価格はどれぐらい？冬の乾燥肌に効果的だった40代スキンケアコスメ価格帯

美容への意識が高い40代女性の方100名に、「冬の乾燥肌に効果的だったスキンケアコスメについて、アイテムあたりの購入価格帯を教えてください。」といった質問のアンケート調査を実施しました。

すると、31％の方が「1001～3000円」と答え、1位を獲得しました。意外にお手頃価格でスキンケアをしている人が多いことがわかりました。この価格帯が選ばれている理由として、単純に安いからもありますが、「プチプラコスメの中にも優れた効果を示す商品があるので」と上手にコスパの良い商品を選んでいることや、「価格が安い分たっぷりと惜しみなく使えた」とプチプラコスメを上手に使えているからなのです。

また、22％の方が「3001～5000円」を選び2位にランクインしましたが、3位の「～1000円」も19％と2割近い数字をたたき出しています。

2位の3001～5000円の価格帯のスキンケアアイテムを選ぶ女性からは、「高ければ良いというものではないが、保湿成分に優れているものは3000円以上が基本」の意見や「プチプラを愛用していたが、年齢も高くなってきたので4000円程度の化粧品を購入するようになった。やはり値段が高いスキンケアアイテムは効果も実感できる」といった意見がありました。保湿力などの効果が高い商品を使いたいけれど、あまり価格が高すぎないものとして、3001～5000円の価格帯のスキンケアアイテムを選んでいる人が多いようです。

3位には1000円以下の超プチプラの価格帯がランクイン。この価格帯ですと、「なるべく安い価格のコスメを買いたい」「お金がないのでそんなにスキンケアにかけられない」といったダイレクトな経済的理由が多いです。「意外と定番で低価格のものの方が、成分がシンプルで肌に優しく、乾燥肌が緩和されて効果的」「どんな高い美容化粧品よりもワセリンが一番保湿に効果がある」など、あえてシンプルケアに立ち返って、1,000円以下のスキンケアアイテムを使ってみたら意外に良かったという意見もみられました。

さらに、13％の人が回答している4位の「5001～8000円」の価格帯にも、「1万円越えのものの効果はすごいけれど、コスパ的には5000円くらいのものが一番いい」「ある程度お金をかけないと良い効果を得られない」と意見が多く見受けられました。効果を得られる品質の良いものを使いたいが、本音を言うともっと価格は抑えたい気持ちがあるようです。

40代は高価なスキンケアアイテムを使っているイメージもありますが、実際は8000円以上の価格帯のスキンケアアイテムを選ぶ人は少数派でした。40代といえばお肌の衰えを実感しやすく、しっかりスキンケアしたいと思うお年頃である反面、ちょうど自分のことよりも家族にお金がかかる年代でもあります。そんな背景もあり、しっかりスキンケアしたいけれどコスパの良い商品を選びたい意向が、よく反映された結果だといえるのではないでしょうか。

40代になるとお肌の衰えを実感しやすくなる理由

女性にとって40代は、仕事や家族のことなどでライフスタイルに変化が生じやすいですし、女性ホルモンの分泌も減少し始めて、体のさまざまな変調にも悩まされる年代です。そのため40代になると、肌のターンオーバーの周期は乱れやすく、肌の乾燥もしやすくなります。それによりシミやシワ、たるみやくすみ、ハリや弾力の低下など、悩みは尽きません。40代女性のだれもが、お肌の衰えを実感せずにはいられないのはこのためです。

季節のせいだけじゃない？！加齢になるほど乾燥肌になっていく事実

肌の乾燥は季節のせいだけではありません。間違ったスキンケアや生活習慣の乱れ、加齢や女性ホルモンの低下など、さまざまな原因が隠れています。

そして、はっきりいえることは、40代になったらほぼ全員が乾燥肌です。 Tゾーンがテカテカする人でも、目や口の周り、頬などをよく観察してみてください。年を重ねれば重ねるほど、乾燥肌になっていきます。

しかし、肌の老化はいつでも改善することができ、あきらめる必要はありません。正しいスキンケアで肌の老化を食い止めましょう。

まとめ

今回は40代女性の冬の乾燥肌に効果的があった、スキンケアコスメの価格帯に注目してみました。

40代の女性たちは肌の衰えに果敢に立ち向かいつつ、意外にプチプラなスキンケアコスメを上手に選んでいることがわかります。今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

「おとなの健康手帳」運営事務局