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ぎっくり腰の原因と対策 | 突然の痛みを緩和するには

ぎっくり腰の原因と対策 | 突然の痛みを緩和するには

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」といいます。欧米では、「魔女の一撃」と呼ばれるほどの激痛が起こることが特徴です。症状の度合いによって痛みは異なりますが、重度の場合は倒れこみ、立てなくなったり寝返りを打てなくなったりします。日常生活に大きな支障をきたし、仕事や家事、育児などを十分にできなくなることが少なくありません。

ぎっくり腰が起きた場合は、安静にしつつ、適切なタイミングでケアをして痛みを緩和させることが大切です。間違った方法で対策すると、腰に負担がかかり、痛みが強くなる恐れがあります。正しい対策方法を覚えておきましょう。

ここでは、ぎっくり腰の原因や対策、自宅でできる痛みを緩和する方法について詳しく解説していきます。

ぎっくり腰の原因は

ぎっくり腰の正体は、腰の捻挫です。無理な姿勢などによって、腰を支えるじん帯や筋肉に急激な負担がかかることで、断裂してしまいます。そして、神経が刺激されることで強い痛みが起こるのです。また、腰の椎骨の関節と周りにある関節包、椎骨と椎骨の間にある椎間板というクッションなどが傷ついて、神経が圧迫されることも関係しています。

また、場合によっては出血や炎症が起こります。痛みの原因となっている部分は人によって異なり、自己流のケアで簡単に治せるものでもありません。そのため、ぎっくり腰になったら、2~3日は安静に過ごし、様子を見つつ医療機関を受診することが大切です。医師による適切な治療を受けることで、痛みを和らげ、慢性化のリスクを抑えられます。

ぎっくり腰は、加齢や運動不足によって筋肉が衰え、腰をしっかり支えられなくなることで起こると考えられています。そのため、適度な運動で筋力を維持することが予防につながります。ぎっくり腰が起きている間は運動をしてはいけませんが、回復したら適度に運動することが大切です。

ぎっくり腰の痛みを緩和する方法

ぎっくり腰の痛みを和らげる方法は、状態によって異なります。炎症が起きている場合には、冷湿布などで冷やしましょう。冷やすことで、炎症を抑えることができます。逆に、マッサージをしたり、湯船につかったりしてはいけません。温めることで血流が促され、炎症が強くなる恐れがあります。

炎症が強くなると、痛みも悪化します。しばらくして回復したら、冷湿布と温湿布のどちらを使っても問題ありません。気持ちがいいと感じる方の湿布を使いましょう。そして、痛みが落ち着いたら、身体の状態を踏まえて適度に動くようにしてください。少しずつ動くようにした方が早く回復するといわれています。

一度、ぎっくり腰になると、それをきっかけに慢性的な腰痛に悩まされやすくなります。少しでも痛みを和らげるために、エミュークリームを塗るのがおすすめです。炎症を抑える効果が期待できるため、慢性的な腰痛対策となります。

劇的な効果は期待できませんが、毎日使用しても身体に害があるものではないため、少しでも痛みを和らげるために継続的に使うことが大切です。入浴後の血流がいいタイミングで使うことで、相乗効果によって痛みをしっかりケアできるでしょう。

ぎっくり腰になってしまったときにしてはいけないこと

ぎっくり腰になった場合、すぐに病院を受診しがちですが、動くことで痛みが悪化する恐れがあります。まずは、安静に過ごしましょう。その間、できるだけ動かないようにしてください。また、マッサージや整体などで刺激することでも痛みが悪化する恐れがあります。

2~3日経ってから、少しずつ動いた方がいいものの、重い荷物を持ったり、身体に負担をかけたりしないことが大切です。また、動かせる部分を動かすようにして、痛みが強くて動かせないところは安静にしましょう。

寝るときにも、身体に負担をかけない姿勢を心がけるようにしてください。うつ伏せの状態で上半身を反る姿勢は、腰に負担がかかります。仰向けに寝て、膝を軽く曲げ、膝の下にクッションを入れる姿勢や、横向きに寝て膝を軽く曲げる姿勢が向いています。

その他、しゃがむ動作や身体をひねる動作なども腰に負担をかけるため、避けるようにしましょう。ぎっくり腰は病気ではないと思い、無理に出勤しようとするケースもありますが、自由に動ける状態ではないので、仕事は休んでください。

まとめ

ぎっくり腰は、急激な痛みによって立ち上がれなくなったり、寝返りを打てなくなったりすることもある急性の腰痛です。すぐに医療機関を受診しようとしがちですが、まずは安静に過ごしましょう。

2~3日経って動けるようになってきたら、無理のない範囲で動いた方が早く回復することが期待できます。エミューオイルを塗って炎症を抑えるなど、少しでも日常生活に戻れるように対処していきましょう。

また、痛みが強い間は、患部を温めるのではなく冷やすことが大切です。冷やすことで炎症が抑えられ、痛みの改善を促せます。ぎっくり腰は、仕事や家事、育児など普段の生活ができなくなるため焦る方は多いでしょう。症状に合わせて適切に対処し、ぎっくり腰の悩みを早く解消させてください。

執筆ライター名;加藤 良大

監修専門家プロフィール


みやざわ整骨院院長 宮澤大助 東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。 http://www.tgc-d.com/miyazawa.html


記事の参考URL
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/33.html
https://eonet.jp/health/articles/2017/0810.html
https://oto-ken.jp/blog/Emu_oil_effect_pain