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お風呂は腰痛に効果的!入浴の注意点やお風呂上がりのケア方法

お風呂は腰痛に効果的!入浴の注意点やお風呂上がりのケア方法

慢性的な腰痛に悩まされている方は、毎日入浴を欠かさないようにした方がいいでしょう。

腰痛は、姿勢が悪かったり筋肉の緊張や血流が悪かったりすることなどが原因で起きているケースがあり、その場合は温めることで改善が期待できます。

ただし、腰痛の種類や状態によっては、お風呂に入ることで逆に症状を悪化させてしまうことがあるため注意が必要です。

そのため、腰痛が起きたらすぐに入浴するのではなく、まずは医師の診察を受けることが大切です。

 

入浴で改善が期待できる腰痛の場合は、入浴後にマッサージなどのケアをすることで、温浴効果が高まる可能性があります。

適切な方法で腰痛ケアを続けることで、腰痛の悩みを解消できるかもしれません。

それでは、入浴が腰痛に効果が期待できる理由や注意点、入浴後のケアなどについて詳しくみていきましょう。

 

腰痛にお風呂が効果的な理由

腰痛に対してお風呂が効果的な理由は、温めることで血行が促され、筋肉の緊張が和らぐためです。

運動不足や気温に合わない服装などが原因で身体冷え、筋肉が凝り固まることで腰痛が起こります。

そのため、温めて血行を促して循環を改善し、筋肉の緊張を解くことで痛みが和らぐ可能性があるのです。

 

38~40度のぬるめの湯につかり、10分程度かけて身体を温めましょう。

熱い湯につかると、身体の凝りが和らいで疲れが解消しますが、身体の芯まで温まる前にのぼせてしまうため、ぬるめの湯につかってください。

身体を温めるだけでも痛みが和らぎますが、ストレッチをすると、より高い効果が期待できます。

ストレッチでは、浴槽の左右のフチをつかみ、ゆっくり腰をひねってください。

また、腰を浮かしたり降ろしたりを繰り返すことも効果的とされています。

 

勢いよくひねったり、限界以上にひねったりすると、腰痛が悪化する可能性があります。

リラックスした状態で、自然にストレッチしましょう。

また、長時間かけて何度もストレッチすることも腰に負担をかけるため避けてください。

 

お風呂に入ってはいけない腰痛もある

Bath back pain

お風呂に入ると腰痛が治ると思い入浴したところ、症状が悪化したケースがあります。

これは、腰の周りに炎症が起きているときに入浴したことが原因だと考えられます。

炎症が起きているときに温めると、炎症が強くなり痛みも悪化します。

例えば、スポーツや重労働などで腰を酷使した後、ぎっくり腰などで強い痛みが起きているときなどは、温めるのではなく冷やさなければなりません。

冷やすことで炎症を抑え、痛みを和らげます。

 

まれに、神経の異常が起きているために、温めると痛みが強くなるケースがあります。

慢性的な腰痛だと思って入浴したのに痛みを感じた場合は、一度医師の診察を受けた方がいいでしょう。

また、温めて痛いのであれば、湿布も冷たいタイプを選ぶ方がいいと思う方もいますが、そもそも湿布に患部を温めたり冷やしたりするほどの効果は期待できません。

そのため、貼っていて気持ちがいいと思う方の湿布を貼るといいでしょう。

 

入浴で腰痛が悪化したのであれば、氷水を入れたビニール袋などを当てて冷やすと楽になるかもしれません。

腰の状態によって、温めるのがいいのか冷やす方がいいのかは異なるため、腰痛が起きたときに身長に判断しましょう。

 

入浴後の腰痛ケアをとりいれよう

入浴後の身体が温まったタイミングでマッサージやストレッチをすることで、筋肉の緊張や血行不良、間接の動きが悪いといった状況が改善する可能性があります。

ただし、骨や神経などに原因がある腰痛は、マッサージやストレッチで症状が悪化する恐れがあるため、原因を確認したうえで行うかどうか決めましょう。

ストレッチは、入浴中に行った腰をゆっくりひねる動作となりますが、あまりひねると痛みが悪化する恐れがあるため、マッサージだけにしておいた方がいいかもしれません。

 

マッサージは、気持ちがいいと感じる程度の強さで行いましょう。

また、滑りをよくするために、マッサージクリームやオイルを使うことが大切です。

どのようなクリームやオイルでも使えますが、腰痛を少しでも和らげるために、エミューオイルを使うといいでしょう。

立つ、座る、歩くといった腰に負担がかかる動作をサポートしてくれます。

また、エミューオイルは人の肌とのなじみがいいため、肌の表面にオイルが残りにくくべたつきません。

 

保湿成分や抗酸化成分も配合されているため、肌の調子が気になる方にも向いています。

毎日の入浴とエミューオイルを使ったマッサージで、腰痛をしっかりケアしましょう。

 

まとめ

慢性的な腰痛に悩まされている場合は、毎日入浴を続けることが大切です。

熱すぎる湯につかると、身体が温まる前にのぼせてしまうため、38~40度のぬるめの湯につかりましょう。

また、身体をゆっくりひねったり、腰を浮かせたりすると、腰痛が緩和されやすくなります。

ただし、骨や神経の異常や炎症を伴う腰痛は、入浴が逆効果になる可能性があるため注意が必要です。

 

入浴後は、腰痛をさらに和らげるために、マッサージをするといいでしょう。

肌を摩擦で傷つけないように、エミューオイルを塗ってからマッサージしてください。

エミューオイルは、人の肌になじみやすく、快適に腰痛をケアしてくれます。

腰の痛みは毎日の生活に支障をきたすこともあるため、日々の入浴とマッサージでしっかりケアしましょう。

 

記事の参考URL

https://healthcare.kao.com/main_post/bath04/

https://www.itoortho.jp/youtu_info/06.html

 

監修専門家プロフィール


 みやざわ整骨院院長 宮澤大助

東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。

http://www.tgc-d.com/miyazawa.html