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ゴルフにおける筋肉の痛み対策3選!事前事後の対処で全く変わる

ゴルフにおける筋肉の痛み対策3選!事前事後の対処で全く変わる

ゴルフで身体を動かすと、翌日以降に筋肉の疲労や痛みを感じることがあります。

これは、運動で筋肉に負荷をかけたために起こるものであるため、特に対処は必要ありません。

しかし、痛みや疲労は日常生活での何気ない動作に支障をきたすこともあるため、できるだけ早く痛みが治まるよう対処することをおすすめします。

 

筋肉痛の原因は、間違ったスイングやクラブのグリップの握り方が悪いなどです。

筋肉に無理な負担がかかることで、強い疲労や痛みを感じることになります。

そのため、正しいスイングやグリップを心がけつつ、ゴルフの前後に痛み対策をすることが大切です。

自己流でゴルフを始めた方は特に注意しましょう。

ボールを遠くに飛ばそうと、無理な力をかけてしまうことがあります。

それでは、ゴルフによる筋肉の痛み対策の方法を3つお伝えしていきます。

 

ゴルフの前後にストレッチを行う

ゴルフでは、柔軟な身体が重要となります。

筋肉がこり固まっていると、柔軟なスイングができません。

身体を回転させたときに筋肉に大きな負担がかかり、疲労や痛みにつながります。

そのため、ゴルフを始める前に十分にストレッチで身体を柔らかくしておくことが大切です。

身体を回したり、前後左右に動かしたり、自由にストレッチしましょう。

自分だけでストレッチせず、人に身体を押してもらったり、伸ばしてもらったりすることも効果的です。

 

ゴルフを始める前だけではなく、普段からストレッチを習慣づけておくことで、短時間のストレッチで準備運動が完了します。

また、ゴルフが終わった後もストレッチをして筋肉をほぐしましょう。

筋肉を使うときは、筋肉が収縮しています。

筋肉の緊張状態が続くことで、疲労や痛みが出やすくなるのです。

そのため、ストレッチで筋肉をほぐし、適した状態へ導くことが大切です。

 

ストレッチは、打ちっぱなしや単なる練習のときなどにも行いましょう。

普段よりも運動量が少ないからといってストレッチをせずにゴルフを始めると、痛みや疲労につながります。

ストレッチには、十分な時間をかけて疲労や痛みの症状を防ぎましょう。

 

筋肉痛になりにくいサポーターを使用する

Measures against golf muscle pain

ストレッチを徹底していても、筋肉痛になる場合があります。

これは、身体の状態にも左右されるため、仕方のないことと言えます。

筋肉痛になった場合は、サポーターをつけるといいでしょう。

サポーターは、筋肉の動きを補助してくれるため、筋肉の負担を軽減できます。

また、筋肉を冷えにくくすることで疲労回復にも役立つ可能性があります。

サポーターには、綿や化学繊維でできたものの他に、通気性や機能性に特化したものもあり、自分に合ったサポーターを選ぶことが大切です。

 

中には、骨盤を前かがみに導くことで身体の軸を安定させるサポーターもあります。

腰から太ももまでカバーできるサポーターを使えば、安定したフォームをキープすることにもつながるでしょう。

通気性が低いサポーターをつけると、その部分が温まりすぎて汗ばみやすくなります。

気温が高い日にゴルフを楽しむのであれば、こまめに着替えるか、通気性を重視したサポーターを選びましょう。

 

サポーターには、保湿用、保護用、筋肉の動きをサポートなど、特徴が記載されています。

気温や目的、身体の状態に合わせて、適したものを選ぶことが大切です。

 

筋肉痛の回復を助ける食事や温泉などを楽しむ

筋肉痛は、筋肉の組織がダメージを受けている状態とされています。

筋肉痛の回復を助けるために、食事や生活習慣を工夫することが大切です。

筋肉は、タンパク質でできているため、牛肉や豚肉、魚、卵、貝などをしっかり摂りましょう。

また、栄養を摂るときは、その栄養の代謝を助ける栄養も摂る必要があります。

タンパク質の代謝を助けるのは、ビタミンB1です。豚肉やうなぎなどに多く含まれています。

 

また、にんにくやさんまに含まれるビタミンB6も筋肉痛の改善に役立つとされています。

このような食事を心がけつつ、温泉や入浴で身体を温めたり、逆に冷たいシャワーを当てたりすることが効果的です。

筋肉痛が起きているときは炎症が生じているため、冷やした方がいいでしょう。

痛みが治まってからは、38~40度の湯にゆっくりつかり、温めることがいいとされています。

 

また、ゴルフ後の筋肉痛が出ていないタイミングでは、温かいシャワーと冷たいシャワーを交互に当てましょう。

血液の循環が促されることで、筋肉痛の予防に役立つとされています。

 

まとめ

クラブを持ったときに筋肉痛が起こることで、プレイに支障をきたします。

短期間で複数回ゴルフを楽しむ場合は、十分に筋肉痛のケアをすることが大切です。

プレイの前後のストレッチは必須と考え、欠かさないようにしましょう。

急に筋肉を動かすと、スムーズに身体を回転できずに大きな負担がかかります。

そして、プレイ後もストレッチをして、筋肉をクールダウンさせましょう。

 

筋肉痛が起きた場合は、サポーターをつけて筋肉への負担を抑えることが効果的とされています。

また、筋肉痛をできるだけ早く改善するために、タンパク質やビタミンB1、ビタミンB6を含む食事を習慣づけることがおすすめです。

筋肉痛が起こる前に、温めるのと冷やすのをくり返すのもいいでしょう。

そのときに合った方法で対策することが大切です。

 

監修専門家プロフィール


 みやざわ整骨院院長 宮澤大助

東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。

http://www.tgc-d.com/miyazawa.html


 

 

記事の参考URL

https://www.konami.com/sportsclub/golf_academy/column/column/62.php

http://blog.tokyu-golf-resort.com/knowhow/281.html

http://golf-plus.jp/articles/detail/886/

http://golfsuing.com/stretch-2-819.html