エミューオイルが「塗るグルコサミン」と呼ばれる所以
オーストラリアに生息する大型の鳥「エミュー」から生まれた「エミューオイル」。
このオイルは、なぜ「塗るグルコサミン」と言われ、多くの人から愛されているのでしょうか。その謎に迫ります!
「エミューオイルは成分が人間の脂肪とそっくり!」
エミューは、世界で2番目に大きい飛翔能力のない鳥。
この生き物の脂肪から抽出されたエミューオイルは、栄養が豊富でするっとお肌に浸透し使いやすいことが特徴です。
その便利さから、たくさんの人が愛用しているエミューオイルですが、どのような秘密が隠されているのでしょうか。
探ってみようと思います!
階段がつらい方などに人気の軟骨成分「グルコサミン」「コンドロイチン」。
エミューオイルに、これと同じ成分が含まれているのでしょうか。
答えは、「NO」です。
エミューオイルそのものには、グルコサミンもコンドロイチンも含まれていません。
身体に塗ると、軟骨成分に変換されるわけでもありません。
それにも関わらず、エミューオイルが「塗るグルコサミン」と呼ばれる理由が存在しているのです!
理由その1:浸透力「人間の脂肪にそっくりな成分構造」
通常のグルコサミンやコンドロイチンでは粒子が大きく肌の奥(※1)まで浸透できません。
しかしエミューオイルならば、スッと皮膚に浸透(※1)し、肌の内側まで入っていきやすいのです。
なぜ、エミューオイルがそれほどまでに、皮膚に浸透しやすいのか?
理由は簡単です。
エミューオイルが、人間の皮膚脂質とよく似た成分構造だからです。
オレイン酸をはじめ、不飽和脂肪酸、ビタミンEなどをたっぷりと含有しており、人間の脂肪とそっくりな成分構造なのです。
わかりやすく言うと、肌がエミューオイルの成分を「いつもと同じ脂質かな」と勘違いして浸透を許してくれるイメージです。
肌なじみの良さからそのような想像が浮かんでしまうほど、塗り込むそばからぐんぐん浸透(※1)してくれるオイルなのです。
※1角質層まで
エミューオイルはグルコサミン・コンドロイチンを包み込む性質がある!
たとえエミューオイルが、人間の皮膚脂質とよく似た成分構造であり、浸透力がすぐれていたとしても、エミューオイル単体では「グルコサミン」とは言えません。
エミューオイルそのものには、グルコサミンの成分は入っていないのですから。
ではなぜ「塗るグルコサミン」と言われているのでしょうか
実は、もうひとつの理由、あったのです!
理由その2:包み込んでくれる
エミューオイルには、軟骨成分(グルコサミンやコンドロイチンなど)を包み込んでくれる性質があるのです。
これまでは粒子の大きさなどの問題で皮膚の内側までたどり着けなかったグルコサミンでしたが、エミューオイルがせっせと肌の内側(※1)まで運んでくれるわけです。
軟骨は、肘や膝など、全身に存在するたいせつな部分。
節々の曲げ伸ばしなどを潤滑にする役割を担ってくれます。でも、残念ながら軟骨を形成する軟骨成分は、年齢とともに少なくなってきてしまうもの。
直接肌の内側に働きかけてくれるエミューオイルの存在は、頼もしいものがありますね。
必要な部分に必要な成分を直送!
飲むサプリメントでは、ここがという場所に直送便が送れません。
でも膝、肘、肩などの、気になる箇所に直接塗れるクリームなら、その成分を肌の内側(※1)まで「直送」できちゃうというわけ。
必要な部分に必要な成分を届けられるのですね。
野口医学研究所が開発した「エミュープラスHi」は、そのようなエミューオイルの性質を利用してつくられたクリームです。
成分中には、エミューオイル、グルコサミン、コンドロイチンの他にも、コラーゲンやヒアルロン酸、シャクヤク根、プラセンタなどの成分を贅沢に配合。
さりげなく甘いざくろの香りが心地よいクリーム。
その心地良さにはプロも共感。
2016年神奈川シニアオープン優勝のプロゴルファー・芹沢大介選手も愛用しています。
「試合前や練習前後は、関節だけではなく全身に塗り込んで使っている」という同選手。
ゴルフは腕だけではなく腰や肩、首、足など、全身を使うスポーツです。
同時に強靭な精神力も必要。痛みやストレスなどに気を取られるだけで一打に響いてくるナイーブな競技でもあるのです。
だからこそ、身体のメンテナンスには一般人にはわからない、努力やこだわりがあるはず。
そのようなアスリートも信頼する「エミュープラスHi」。
エミューオイルの浸透力(※1)が活かされ、カタチを変えてプロ選手の役に立っているのですね。
●塗り方
ただ塗るだけではなくマッサージをするように揉みこんでいくと、さらにこのクリームの良さが実感できるはず。
美容も元気も毎日コツコツ続けることが大切。
習慣化させて、ずっとスタスタ歩ける足腰でありたいですね!
まとめ
エミューオイルは、人間の皮膚脂質とよく似た成分構造をしているため、肌へのなじみが良いのが特徴。
グルコサミンやコンドロイチンなどの成分を包み込む性質があるので、気にある箇所に塗り込めば、軟骨成分と共にぐんぐん浸透(※1)していってくれます。
そのような特性が「塗るグルコサミン」と言われる所以なのですね。
監修専門家プロフィール
みやざわ整骨院院長 宮澤大助
東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。
http://www.tgc-d.com/miyazawa.html
記事の参考URL
http://celebrite.jp/ext/pc/emu/pc
大手求人広告代理店の営業兼コピーライターを経て、デザイン会社などで、ライター・コピーライターとして勤務。
現在はフリーライターとして大人女子メディアから不動産系新聞まで幅広く執筆している。
家や土地を 眺めることと美しいものを好み、日々キレイになるべく切磋琢磨中。
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