肌がやたらと荒れている…おすすめの肌復活&肌荒れ対策方法は?
しっかりケアをしているはずが、「肌がやたらと荒れている」という方は、肌荒れの原因を取り除きつつ、正しいケアをすることが大切です。肌荒れといえば、洗顔不足や不摂生を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は、その他にも肌荒れの原因が日常生活に隠れているのです。
どれだけスキンケアを徹底しても、肌荒れの原因を取り除かなければ、きれいな肌を取り戻すことはできません。また、肌荒れといってもアレルギーによるものや老化に関するものなどさまざまな種類があります。
赤みなどの症状を隠そうとメイクを工夫するのもいいですが、まずは肌の調子を整えることから始めましょう。ここでは、肌荒れの原因や治す方法、予防法などさまざまな対策について詳しくご紹介します。
肌が荒れてしまう原因
肌荒れの原因は、偏食やストレス、季節関係の乾燥、遺伝、老化などさまざまです。複数の原因が重なって、結果的に肌が荒れてしまいます。例えば、年齢を重ねると肌の新陳代謝が低下して、良好な状態を保つことが難しくなりがちです。
これは、好きな食べ物しか食べないことによる栄養の偏りやストレスも関係しています。そこに、冬などの季節による空気の乾燥が重なると外部刺激を受けやすい肌になるのです。また、肌のバリア機能が遺伝的に低くなっている場合、さらに肌が荒れやすくなるでしょう。
肌荒れの種類としては、赤みやニキビ、ヒリヒリ感、カサカサなどがあります。このうち、注意したいのがニキビです。ニキビは、毛穴に皮脂や古い角質が詰まったもので、そこに雑菌が繁殖して炎症を起こすと赤くなって目立ちます。
脂質や糖質の摂りすぎは、皮脂の過剰分泌を招くため、ニキビのリスクが高まります。また、老化によって抵抗力が落ちていたり、ストレスで新陳代謝が乱れていたりすることも、ニキビの要因です。
このように、肌荒れの原因はさまざまなため、ひとつずつ対処していくようにしましょう。
肌荒れを治す方法
一度、起きてしまった肌荒れは、簡単には改善できません。特に、皮膚が薄く刺激を受けやすい口や目の周りなどの部位の肌荒れは、悪化しやすいため注意が必要です。肌荒れを少しでも早く治すために、次のように対策しましょう。
・サプリで栄養補給
栄養バランスのとれた食生活は、肌の新陳代謝を高めて肌荒れの改善を促します。しかし、忙しいために栄養バランスに気を配ることができない方もいるでしょう。その場合は、サプリで栄養を補うことをおすすめします。ただし、サプリは1粒あたりの栄養の含有量が多いため、飲みすぎに注意しましょう。過剰摂取すると健康被害を受ける可能性があります。
・肌荒れ用の薬を塗る
ニキビや赤みなど、肌荒れ用の市販薬を塗るといいでしょう。改善を促せるため、早く肌荒れの悩みを解消できます。ただし、自己判断で薬を塗ることは判断ミスによる肌荒れの悪化につながる可能性もあるため、心配な方は医師に相談しましょう。
・化粧を避ける
化粧品の成分そのものが肌への刺激になります。また、毛穴に詰まることで肌荒れが起こる心配もあるため、肌荒れが改善するまでは化粧を避けたほうがよいでしょう。化粧をする場合はできるだけ負担がかからないよう軽めにし、成分が残らないような化粧落としを心がけてください。
肌荒れをあらかじめ予防する方法
肌荒れは、「いかに未然に防ぐか」が重要です。一度、肌荒れが起こると治るまでに時間がかかり、人に会うのが嫌になったり、自信を失ったりする可能性があります。次のようなケアで、肌荒れを予防しましょう。
・丁寧な洗顔
ゴシゴシと洗顔した場合、肌のバリア機能を果たす角質が剥がれたりダメージを受けたりして、肌が刺激に弱くなります。洗顔料をしっかり泡立てて、指の腹で優しく洗うことが大切です。そして、洗顔料が残らないように、ぬるま湯で丁寧にすすいでください。
・正しい保湿ケア
保湿ケアは、洗顔によって低下した肌のバリア機能を補うために、必ず行うことが大切です。化粧水、美容液、乳液の順で塗りましょう。また、エミューオイル配合のエミューユという美容液がおすすめです。エミューオイルは、高い保湿力を持つ成分で、肌のバリア機能を補助してくれます。
エミューオイル100%のスキンケア用品だと、獣臭がしたり、気温が低いと固まったりしますが、エミューユであればそのようなデメリットがありません。保湿ケアは、冬に限らず乾燥していない他の季節でも必要なため、日ごろから徹底しましょう。
まとめ
肌荒れを放置すると、雑菌が入ったり、さらなる刺激を受けたりして症状が悪化する可能性があります。場合によっては、色素沈着によるあとが残るため、できるだけ早く対処することが大切です。肌荒れの原因はさまざまなので、ひとつずつ確認していきましょう。
また、サプリや薬などを用いて早く治すよう心がけ、新たな肌荒れを防ぐためにスキンケアを意識してください。肌荒れが改善せず、ひどくなるようであれば、早めに医師に相談しましょう。医師の診断に基づいた的確な治療を受ければ、肌荒れの早期改善が期待できます。
肌荒れは、見た目の問題から人間関係に支障をきたしたり、自信を失ったりするケースもあるトラブルです。正しく対策して、肌荒れのない肌を目指しましょう。
記事の参考URL
https://www.biteki.com/skin-care/trouble/343140
https://www.bibeaute.com/article/562176
医療・美容ライター。これまでの執筆本数は9,000本以上に昇る。正確でわかりやすい記事が医師からも好評。
ムダ毛や体臭などのお悩み解決記事から疾患の説明記事まで幅広く執筆。
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