水分量足りていますか?肌が乾燥していることのデメリット
肌がカサカサとしている方は、肌の水分量が足りていない可能性があります。肌は、水分を保つ機能を持ちますが、加齢やストレスなどさまざまな原因によって機能が低下し、乾燥しやすくなるのです。肌の乾燥をそのままにしておくと、肌の状態が悪くなり、さまざまな肌トラブルのリスクが上がります。
肌が粉を吹いていたりカサついていたりする場合は、できるだけ早く対処しましょう。赤みやかゆみなどの炎症の症状が現れてからでは遅いので、普段から保湿ケアを意識することが大切です。しかし、具体的にどのように肌に潤いを与えればいいのかわからない方が多いのではないでしょうか。
ここでは、肌の水分不足が起こる理由や乾燥によるデメリット、対処法について詳しくご紹介します。
肌の乾燥・水分量不足はなぜ起こる?
肌の乾燥や水分量の不足が起こる理由は主に次の4つです。
・空気の乾燥
冬は、空気が乾燥しやすく、肌の水分が奪われがちです。また、夏でもエアコンをつけることで空気が乾燥し、肌のカサカサにつながります。エアコンの影響が心配な方は、加湿器と併用して乾燥を防ぎましょう。
・水分補給が不十分
水分補給が足りていないと、肌の水分も不足してしまいます。食べ物にも水分が含まれていますが、それとは別に毎食コップ1杯程度の水を飲むことが大切です。また、汗をかいた場合は、それだけしっかり水分を補給しなければなりません。
・栄養が偏っている
肌の水分は、角質層で保たれています。栄養が偏っていると肌の新陳代謝に支障をきたし、肌の水分を保つ機能が低下するのです。主に、ビタミンやタンパク質などの栄養成分が肌の新陳代謝に関わっています。
・クレンジング剤や洗顔料の成分が強すぎる
洗浄成分が強いクレンジング剤や洗顔料を使うと、肌が乾燥する可能性があります。化粧が濃いと、どうしても強いクレンジング剤を使うことになるため、ナチュラルメイクを心がけましょう。
肌の乾燥・水分量不足で引き起こされるデメリット
肌が乾燥することには、主に次のような3つのデメリットがあります。
・皮脂の分泌が増える
肌が乾燥すると、身体の防御反応が働き、皮脂が過剰に分泌されます。その結果、毛穴に詰まり、そこに雑菌が繁殖することでニキビができるのです。このような症状を防止するためにも、保湿ケアを意識することが大切になります。また、皮脂の分泌が増えていても肌の内部の水分は減少しているため、化粧水による保湿ケアを怠らないようにしましょう。
・シミやくすみができやすくなる
肌が乾燥した状態では、肌のバリア機能が低下しているため、紫外線や摩擦などの刺激を受けやすくなります。その結果、刺激が肌の奥に到達しないように防ぐメラニン色素が多量に分泌され、シミやくすみができやすくなるのです。シミやくすみは、すぐに治すことができないため、日ごろの手入れで対策することが大切です。
・老けた印象を与える
肌が乾燥すると、肌の透明感が失われ、老けた印象を与えてしまいます。また、乾燥していることで肌の老化が促され、さらに老けた印象を与えることにつながるのです。「実年齢よりも老けて見える」といわれた場合は、肌が乾燥していないか確認しましょう。
肌に潤いを与えるためにできること
乾燥した状態を改善するためには、保湿ケアが必要です。化粧水、美容液、乳液の順で保湿ケアをすることで、肌のバリア機能を補えます。化粧水は水分を与え、美容液は水分とともに肌にいい成分を与えます。そのため、肌の状態に合った美容液を選ぶことが大切です。
さまざまな美容液がありますが、おすすめはエミューユです。エミューユは、エミューオイルが配合された美容液で、肌に潤いを与え、美容をサポートしてくれます。エミューオイル100%のスキンケア用品もありますが、獣臭や低温で固まることなどのデメリットがあります。そのため、エミューオイルが配合されたエミューユがおすすめなのです。
このような保湿ケアは、「乾燥しやすい冬にだけでいい」と思っている方もいるかもしれません。しかし、実際には乾燥していない他の季節でも保湿ケアが必要です。洗顔やクレンジングをするだけで肌は乾燥するうえに、夏のエアコンでも乾燥します。その他、紫外線や摩擦の影響でも乾燥するため、毎日必ず保湿ケアが必要なのです。
普段のスキンケアにエミューユを取り入れて、潤いのある美肌を目指しましょう。
まとめ
肌が乾燥すると、赤みやニキビなどさまざまな肌トラブルが起こりやすくなるため、毎日の保湿ケアを心がけましょう。乾燥といえば冬をイメージする方が多いのではないでしょうか。冬だけではなく、他の季節でも肌は乾燥するため注意が必要です。肌の水分を与えるのは化粧水と美容液の役割のため、自分の肌に合ったものを使いましょう。
美容液では、エミューユを使用して、肌に潤いを与えてください。そのうえで、肌を乾燥させる紫外線や摩擦、水分不足、栄養の偏りなどの原因を取り除くことが大切です。
肌の乾燥を放置すると、シミやくすみといったすぐに取り除けないトラブルが起こりやすくなります。その他、老けた印象も与えるなど悩みの元のため、潤いのある肌をできるだけ保つことを目指しましょう。
記事の参考URL
https://mendy.jp/articles/view/293615
https://cancam.jp/archives/575593
医療・美容ライター。これまでの執筆本数は9,000本以上に昇る。正確でわかりやすい記事が医師からも好評。
ムダ毛や体臭などのお悩み解決記事から疾患の説明記事まで幅広く執筆。
正しい知識を広めるために、医療・美容の情報をわかりやすくお伝えします。
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