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マラソン後の太ももやふくらはぎの痛みにはミューオイルのマッサージがおすすめ!

マラソン後の太ももやふくらはぎの痛みにはミューオイルのマッサージがおすすめ!

「皇居マラソン」をはじめとして、一般市民の間でブームが続くマラソンやランニング。

人気のあるマラソン大会の一般参加枠は、年々倍率が高くなっています。

健康や、ストレス発散のためなど、走る目的は人それぞれです。

しかし、マラソンやランニングを楽しむ市民ランナーは、ますます増加傾向にあるといっていいでしょう。

夏の時期は、早朝や夕方など、涼しい時間帯に走っている人を見かけることも多い傾向です。

老若男女を問わず、さまざまな人が「走ること」を楽しんでいます。

健康に楽しくランニングライフを楽しむためには、筋肉へのセルフケアが必要です。

今回は、マラソン・ランニングライフをもっと楽しむために役立つアイテム、エミューオイルをご紹介します。

 

マラソン後にはふくらはぎや太ももが筋肉痛に!

ふだんからランニングを行っているとしても、まとまった距離を走るマラソンのあとには、ふくらはぎや太ももに痛みを覚える人は多いものです。

マラソン直後には何ともなかったとしても、数日が経過してから筋肉痛に苦しんだ……という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

フルマラソンを走り切った翌日には、ふくらはぎや太ももの前側の筋肉が痛み、なかには歩くのすらおぼつかなくなるランナーもいるのです。

ランニングを行う際、足にかかる負担は体重の約3~4倍といわれています。

この負荷が数時間かかるわけですから、足が痛くなるのも無理はないですよね。

本格的な故障ではない、一般的な筋肉痛であれば、時間の経過とともに状態は落ち着いていくものです。

とはいえ、市民ランナーには日常生活があるもの。

動くのもやっとという状態が長続きすると、仕事や家事など生活に影響が及んでしまうため、何とか早く落ち着かせたいものですよね。

筋肉痛を最小限にするためには、セルフケアが必須。

日常的なトレーニングをはじめ、マラソン前後のストレッチ、入浴やアイシングと、日頃から自分でやれることはたくさんあります。

ここでは、ふくらはぎや太ももに対して行えるマッサージ方法について見ていきましょう。

 

ふくらはぎや太ももの筋肉痛におすすめのマッサージ方法

Calf sufitosome muscle pain

ふくらはぎや太ももは、特に負担がかかりやすく、筋肉痛を引き起こしやすい部位です。

マラソン後につらい思いをしないためにも、入念なマッサージをしておきましょう。

まず、くるぶしからひざの方へ、両手で左右両側からつかみながら下から上へ引き上げます。

片方の足ごとに8回行いましょう。

次は手のひらを使います。

左右両側に円を描くように手のひらをくるくる回しながら下から上へマッサージを行いましょう。

こちらも、片足ごとに8回行います。

その次は、くるぶしにある「三陰交」というツボを押しましょう。

三陰交の場所は、内くるぶしから指4本分上にある、スネの骨の内側あたりです。

むくみの改善に効果があるとされています。

8秒ほどグッと押しましょう。

 

三陰交の次は、「曲泉」を8秒ほど押します。

曲線は、内ひざを曲げたときにできるシワの先端あたりにある壺です。

こちらは、ひざの痛みや気力の回復に効果があるとされているツボです。

その後は、ひざ頭の周りを4本の指を使ってくるくるとマッサージをし、両手で再度足首の方から上へと引き上げます。

太ももは、サイド、前、後ろに分けてマッサージを行います。

サイドと前側は手のひらで円を描くようにして下から上へ、後ろ側はひざの裏あたりから揉むようにほぐしたあと、軽く叩いてマッサージを行いましょう。

 

マッサージにエミューオイルを取り入れるのがおすすめな理由

ご紹介したマッサージは、素手で行ってもよいものです。

しかし、マッサージ用のクリームやオイルを用いてマッサージを行うと、手のすべりがよくなることでマッサージがしやすくなるだけでなく、効果も高まるとされています。

今回、おすすめしたいオイルが「エミューオイル」です。

オーストラリア原産の鳥・エミューの皮下脂肪から抽出した油を使ったオイルで、1980年代にオーストラリア政府が医薬品と認めています。

4万年ほど前から先住民のアボリジニたちが使ってきたものですが、近年では研究により効果が立証されてもいるのです。

エミューオイルには、炎症を鎮めてくれる作用があります。

そのため、スポーツ前後の筋肉に使用するマッサージ用オイルとして適任です。

筋肉痛の原因は筋線維から分泌される炎症性物質なので、筋肉痛の緩和にも役立ちます。

また、エミューオイルは人の皮脂と似た成分が配合されているため、浸透しやすいメリットもあります。

世界中のプロアスリートたちも、トレーニング前後のメンテナンス時に使用しているものなのですよ。

使う際は、手のひらに適量を取って、両手のひらでこすり合わせて温めてから使います。

マッサージ方法は先ほどご紹介したものを行いましょう。

 

まとめ

夏の朝や夕方以降の時間帯は、空気が爽やかでランニングにぴったりです。

ダイエットや運動不足といった目的意識を持っている方のほか、走ることが趣味だという方もいるでしょう。

また、市民マラソン大会に参加し、完走はもちろん、記録に挑戦しているという市民ランナーの方もいるかもしれません。

アスファルトの上を走ることは、専用の靴を履いていても相応のダメージを足に受けるものです。

必要なケアを行い、ケガをすることなく楽しみたいものですね。

セルフマッサージは筋肉痛予防のために大切なことですが、素手で行うのは意外と力が必要で疲れてしまうものです。

伸びがよく、肌なじみがいいエミューオイルを使用したマッサージは、小さな力で十分な効果が期待できますよ。

これからも楽しいマラソン・ランニングライフを楽しむために、ぜひケアアイテムとして取り入れてみてくださいね。

監修専門家プロフィール


 みやざわ整骨院院長 宮澤大助

東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。

http://www.tgc-d.com/miyazawa.html


 

参考URL

http://blog.levelop.org/2016/11/13/massage-lower-body/

http://www.boxing-championne.com/blog/?p=129

https://runners-core.jp/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A8%E6%80%AA%E6%88%91%E3%81%AE%E6%82%A9%E3%81%BF/4275/