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あなたの腰痛の治療法、間違えているかも?症状・状態別の正しい方法

あなたの腰痛の治療法、間違えているかも?症状・状態別の正しい方法

腰痛が起きたときには、適切に対処する必要があります。

痛みがあるところをとりあえず冷やせばいいと思っている方は多いのではないでしょうか。

実は、冷やすことで症状が悪化するタイプの腰痛もあるのです。

そのため、病院やクリニックで受ける治療法も腰痛の種類によって異なります。

また、どれだけ医師が適切な治療を施しても、患者が間違った自己流のケアをしてしまうと、症状は悪化してしまうでしょう。

 

まずは、病院で検査を受けて腰痛の種類を正確に把握することが大切です。

痛み方で、ある程度判断することはできますが、やはり医師による診察は必要です。

腰痛は、生活に支障をきたすこともあるため、適切に対処しましょう。

ここでは、腰痛の正しい治療法や対処法について詳しく解説します。

 

腰痛の症状によって治療法は異なる

腰痛とは、腰の痛みのことを指します。

腰痛は症状であって、病名ではありません。

腰痛の症状によって治療法が異なるため、まずは腰痛を引き起こしている病気の診断を受けることが大切です。

腰痛を伴う病気には、腰椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎分離症などがあります。

「急な動作によって筋肉が傷つく」「腰の周りの筋肉が固まっている」「骨が変形してしまっている」など、病気によって原因はさまざまです。

また、坐骨神経という部分が傷つくと、痛みだけではなくしびれも起こります。

 

痛みが起きている原因は、症状だけでは判断できません。

病院でレントゲン検査を受けても原因がわからない場合が多いため、自己判断は禁物です。

原因がわからない場合は、症状の現れ方に合わせて、治療の方針を決めます。

原因が特定できない腰痛は、長時間同じ姿勢を続けるデスクワークや運動不足、肥満、仕事でのストレス、不眠、神経の障害などが関係している可能性が高いです。

また、腰痛によって身体を動かす機会が減るとストレスがたまり、痛みが悪化します。

そして、さらに身体を動かす機会が減るという悪循環に陥るのです。

 

急性的な腰痛の治療法

How to treat low back pain

急性期に具体的な定義はありませんが、腰痛の原因となる出来事が起きてから2~3日を指します。

それ以降は慢性期と考えましょう。

症状の程度や原因によって異なるため、十分に見極めて適切な治療を行う必要があります。

急性期の治療は、休息・安静、冷却です。

急性期は、痛みが強いために動くことができず、安静にせざるを得ない状態となるでしょう。

無理に身体を動かすと、症状が悪化する恐れがあります。

安静に過ごしつつ、患部を冷却して炎症を抑えましょう。

 

患部を温めてしまうと、改善するどころか炎症が強くなる恐れがあります。

また、あまりにも痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用します。

鎮痛剤には痛みを抑える効果が期待できますが、腰痛の原因を解消させるわけではありません。

そのため、鎮痛剤の効果が失われると、再び痛むようになります。

 

また、局所麻酔薬やステロイド薬を注射して痛みを抑える神経ブロック療法という方法もあります。

急性期に無理に病院を受診する必要はありませんが、あまりにも痛くて夜も眠れないような場合は、鎮痛剤や神経ブロック療法などを受けた方がいいでしょう。

 

慢性的な腰痛の治療法

慢性的な腰痛は、温めることが効果的とされています。

血流を促すことで筋肉の緊張をほぐしたり、痛みを引き起こす物質を取り除いたりすることが可能です。

また、安静にするよりは軽く身体を動かした方がいいとされています。

筋肉や血流の状態を良好に保つことで、痛みの原因に対処できるのです。

慢性期では、炎症を抑えるのではなく障害を回復させる必要があります。

障害を回復させるためには、代謝を促すことが重要。

代謝には血流が関係しているため、温めたり軽く身体を動かしたりすることが効果的なのです。

 

身体を温めたい場合は、湯船に浸かるようにしましょう。

シャワーだけで済ませていると、身体が冷えて腰痛が悪化する恐れがあります。

病院やクリニックでは、マッサージやストレッチなどの理学療法を受けることになるでしょう。

また、腰痛の原因となる行動を知り、意識的に改善させる認知行動療法を行うこともあります。

急性期と慢性期を見誤ると、まだ動いてはいけないのに動いてしまい、痛みが悪化する恐れがあるため、医師の指示に従って治療を受け、自宅で適切にケアすることが大切です。

 

まとめ

腰痛には、急性期と慢性期があります。

急性期と慢性期で治療法が全く異なり、時期に合わない方法で対処することで、痛みが悪化する恐れがあるのです。

急性期と慢性期の見極めは医師にも難しく、ましてや患者が正しく判断することは困難でしょう。

痛みを悪化させないためにも、医師の診断を受け、指示に従うことが大切です。

急性期は、安静に過ごしつつ患部を冷やしましょう。

慢性期は、患部を温めたり軽く身体を動かしたりして、血流を促すことが重要です。

 

腰痛の原因は非常にさまざまで、レントゲン検査を受けても原因がわからないケースもあります。

いずれにしても、腰痛が起きた場合は、できるだけ早めに病院を受診して検査や診断を受けるようにしましょう。

監修専門家プロフィール


 みやざわ整骨院院長 宮澤大助

東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。

http://www.tgc-d.com/miyazawa.html


 

記事の参考URL

https://toutsu.jp/pain/yotsu.html

http://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/201009/yotsu.html