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スポーツやレジャーの疲労回復や筋肉痛予防に!エミューオイルを塗るおすすめのタイミングは?

スポーツやレジャーの疲労回復や筋肉痛予防に!エミューオイルを塗るおすすめのタイミングは?

夏になると、海や山など、レジャースポットに出かけたくなる人も多いことでしょう。

ふだん、あまり体を動かさない生活を送っているのに、夏の時期にはアクティブになりがちだという人もいるのではないでしょうか。

スポーツで汗を流すことを楽しんでいる方もいるかもしれませんね。

日頃から体をあまり動かさない人ほど、気をつけたいのが運動後の筋肉痛や筋肉疲労です。

筋肉の痛みは時間とともに軽くなっていくものですが、仕事や家事など、ふだんの生活に支障が出るほど痛むのは避けたいところですよね。

そこで使用したいアイテムが、天然素材で作られているエミューオイルです。

今回は、つらい筋肉痛や疲労の予防に有効なエミューオイルについて、使用するタイミングや使い方をご紹介いたします。

 

スポーツやレジャーの疲れや筋肉痛にもエミューオイルがおすすめです!

エミューオイルとは、オーストラリア原産の鳥・エミューの皮下脂肪から抽出したオイルのこと。

約4万年前から、先住民のアボリジニたちが使用してきた万能薬です。

筋肉痛が起こる原因は、急激な負荷が筋肉にかけられたことにより起きた炎症反応だとされています。

ふだんあまり使っていない筋肉を急激に動かしたり、激しい動きを繰り返したりすると、筋線維が傷ついてしまいます。

すると、損傷部位から炎症性物質が分泌されるのです。

筋線維自体には神経が通っていないため、炎症性物質が分泌された時点では痛みは感じません。

しかし、一度分泌された炎症性物質は筋線維から筋肉まで届きます。

筋肉には神経が通っているため、この段階で筋肉痛を認識するわけですね。

そのため、筋肉痛はスポーツ直後ではなく、人によって1~2日後とずれてやってくるのです。

エミューオイルには、炎症を軽減させる働きを持つ成分が数多く含まれています。

筋肉痛の予防・軽減には、炎症性物質の分泌をできるだけ抑えることがポイント。

そのため、エミューオイルは筋肉痛や筋肉疲労の緩和に効果があるとされているのです。

また、老廃物質の蓄積も、筋肉痛や筋肉疲労の原因のひとつ。

こちらは血行を良くすることで改善・軽減されます。

エミューオイルには血行改善の作用もあるため、スポーツやレジャーでの筋肉痛対策にぴったりですね。

 

エミューオイルを塗るおすすめのタイミングは?

筋肉痛や筋肉疲労の予防のためにエミューオイルを塗る場合、まずおすすめのタイミングはスポーツ前です。

運動前には、軽くストレッチをするなど、身体を動かすことは多いでしょう。

その際、手のひらにエミューオイルを適量取り、こすり合わせて温めたあと、ふくらはぎや太もも、腕などに塗付します。

筋繊維を痛めない程度にやさしくもむようにして塗り込んでもよいでしょう。

なお、スポーツ後にも合わせて塗っておくことで、より筋肉痛や筋肉疲労の予防・軽減につながります。

直後のマッサージの際に、スポーツ前のときと同じように使用するほか、風呂上がりにも合わせて使用することがおすすめです。

風呂上がりの肌は、体が温まっていることにより、血行が良い状態になっています。

また、毛穴も開いた状態になっているため、よりエミューオイルが浸透しやすいのです。

夏場はシャワーで済ませがちかもしれませんが、できるだけ湯船に浸かるようにしましょう。

湯温はぬるま湯で構いません。

入浴のタイミングが夜ではない方は、寝る前にもぜひ塗ってみましょう。

わたしたち人間の体は、夜寝ているときに修復を行っています。

筋肉痛や筋肉疲労も同様。夜間にぐっすり熟睡している間に、損傷した筋線維の回復が図られ、修復されていくわけですね。

そのため、寝る前にエミューオイルを塗り込んでおくと、修復機能を促進させ、より早くダメージを軽くさせられますよ。

 

エミューオイルの塗る量や正しい塗り方

エミューオイルは、少量でもよく伸びる性質を持っているのが特徴です。

肌なじみがよいため、まずは「少なめかな?」と思う程度の量から手に取りましょう。

手に取ったエミューオイルは、手のひらでこすり合わせて温めます。

その後、塗りたい部位に軽くマッサージをするように塗り込みましょう。

すでに筋肉痛を感じている場合など、炎症が起きていると考えられる場合は、刺激を与えないよう、強くもまないようにしましょう。

また、スポーツ前に塗る際も、もむ必要はありません。

筋線維を痛めてしまわないよう、軽く塗る程度で十分です。

「塗り方はやさしく」を意識しておくと、下手にダメージを与えてしまうことも少なくなるのではないでしょうか。

いったん手に取ったエミューオイルを塗り込んだあと、量が足りないようであれば、再び少量を手に取って追加します。

なお、エミューオイルの保管場所は直射日光の当たらない涼しいところです。

特に暑くなる夏場は、冷蔵や冷凍で保管しておきましょう。

しかし、オイルのため、気温が低いところに置いておくと固まってしまいます。

そのため、使用する少し前には常温に置いておくようにしましょう。

溶ける温度の目安は28度。夏場は半液体状に、冬場はクリーム状になりますよ。

 

まとめ

エミューオイルは、人の皮脂成分と似ているために、肌に浸透しやすい特徴があります。

夏場の肌にも、マッサージをしながら塗り込むことで、スーッとなじませることができますよ。

大人も子どもも使えるものなので、家族全員のケアに役立たせることができますね。

エミューオイルは、保湿性の高さも魅力。

筋肉へのケアはもちろん、スキンケアとしても有効です。

マッサージしたあとの手や足がしっとりすべすべになりますよ。

めったに運動をしない方は、ふだんはお風呂上がりの肌ケアに使用すれば、無駄にすることもありません。

久しぶりに屋外レジャーで体を動かすときには、スポーツ前後の体のケアもお忘れなく。つらい筋肉痛を予防して、楽しい夏を過ごしましょう!

監修専門家プロフィール


 みやざわ整骨院院長 宮澤大助

東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。

http://www.tgc-d.com/miyazawa.html


 

参考URL

https://drdoo.net/body-diet/emu-oil-muscle-pain/

https://tadakane.jp/Ingredients.html