エミューオイルの保存方法は?いつまで使えるの?
肌への浸透力や保湿力が高く、美容効果が抜群だとしてファンが急増中のエミューオイル。
スキンケアやマッサージ、筋疲労ケアにも利用できる万能のオイルです。
エミューオイルは、オーストラリアの国鳥であるエミューの皮下脂肪から抽出された天然のオイル。
保存料・着色料・化学添加物を一切使用していない100%天然のオイルですので、赤ちゃんや敏感肌の方でも使えるのもうれしいポイントです。
しかし、気になるのはその保存方法ではないでしょうか。
「保存料を含まないということは、保存方法に注意が必要なのでは?」「長期使用はできないということ?」
そんな疑問にこたえるため、エミューオイルの保存方法と使用期間について調べてみました。
エミューオイルの正しい保存方法は?
エミューオイルは1度に少量ずつしか使用しませんので、早いうちに使い切ることはありません。
そこで気になるのが使用期限や保存方法ですが、エミューオイルの保存方法はとても簡単です。
常温でそのまま保存することができます。
「オイルだから酸化してしまうのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、心配はいりません。
エミューオイルは酸化しにくいのが特徴で、未開封なら3年ほど、開封済みでも1年から1年半ほどは保存が可能であるといわれています。
こんなにも長期間の保存が可能である理由は、エミューオイルには抗酸化成分が含まれているからです。
エミューオイルには、熱を加えても酸化しにくいオレイン酸、抗酸化機能をもつビタミンAやビタミンE、防腐効果がある天然ヨウ素が多く含まれています。
殺菌作用もありますので、カビなどが生える心配もほとんどありません。
そのため保存料などの添加物を加えなくても成分が劣化しづらく、長期保存が可能なのです。
100%天然のオイルにもかかわらず、保存方法を気にする必要がないというのは嬉しいポイントですね。
エミューオイルの保存に向いている温度は?夏は大丈夫?
これから暑くなる夏、地域によっては気温が35度以上を超える猛暑日が続くところもあります。
本当に夏でもエミューオイルを室内で保存して大丈夫なのでしょうか?
先ほど説明したとおり、エミューオイルは酸化しにくく安定しているオイルですので、気温が高くなる夏でもそのまま保存することに問題はありません。
しかし、常に直射日光が当たる場合や、50度以上の場所で長期間保存する場合などは、品質に影響が出る可能性があります。
一時的な高温であれば問題はありませんが、高品質のままエミューオイルを保存したいと思うならば、直射日光、高温多湿を避け涼しい場所で保存することをおすすめします。
一般的に、エミューオイルの保存にもっとも適した温度は、22~24℃であるといわれていますので目安にするとよいでしょう。
添加物などを含んでいないエミューオイルは、気温の低い場所に置いておくと固まることがあります。
しかし、その際も品質に問題はありません。
固まってしまったときは手のひらやぬるま湯などで温めて、オイルに戻してから使いましょう。
エミューオイルの1度の使用量の目安は?
エミューオイルは浸透力と潤滑性に優れているため、1度の使用量が非常に少ないのが特徴です。
「エミューオイルの潤滑性は、ほかのオイル製品よりも3~6倍優れている」とする潤滑性を比較したデータもあるほどです。
このことから、エミューオイルはほかのオイルと比べて使用する量が1/3~1/6ですむこともわかります。
ではエミューオイルの実際の使い方をいくつかご紹介します。
- マッサージオイルとして:1度の使用量は、片腕で小豆粒大、片膝・片足・腰なら一円玉大が目安とされています。
- 肌の乾燥予防:洗顔後、化粧水でお肌を整えたあと、数滴クリーム替わりに使います。特に気になる箇所に少量を薄く伸ばしましょう。
- 普段の化粧品と併用:化粧水・美容液に1~2滴混ぜれば、保湿効果が高まります。
- 入浴剤として:普段のお風呂に1、2滴たらして使用しましょう。
肌の乾燥具合と塗る面積によって使用量は変わりますが、少量を少しずつ塗り重ねるとよいでしょう。
エミューオイルは浸透力が高いため、肌がべとつくことがありませんので、べとつくと感じる場合は量が多すぎるということになります。
まとめ
これから気温が高くなる夏に向けて気になる、エミューオイルの保存方法についてご紹介しました。
エミューオイルは酸化しにくく安定性に優れ、殺菌作用もあるオイルですので、長期間劣化しにくいという特徴があります。
未開封なら3年、開封済みでも1年から1年半ほどは保存が可能です。
暑い日が続く夏の季節でも、常温で保存していても問題はありません。
ただし高温化での保存が長期間続くような場合は、品質に影響がでてくるかもしれませんので注意が必要です。
エミューオイルの保存にもっとも適した温度は22~24℃といわれていますので、高い効果を維持するためには、直射日光、高温多湿を避け、涼しいところで保存することが望ましいでしょう。
記事の参考URL
http://emuoil-jiten.com/qanda/long_wearing/index.html
2児の母。食育インストラクターの資格保有、ワンオペ育児の工夫が得意。
子連れでのお出かけ経験を活かし、地域ローカルメディアで地元の紹介記事を執筆中。ライターとしての実績も重ねている。
保険業界で7年間勤務をした経験をもとに、FP2級取得にむけて勉強中。
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