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ニキビがある状態で化粧品を使うときの注意点

ニキビがある状態で化粧品を使うときの注意点

ポツポツとできてしまったニキビ。

早く治したいと思ってケアをしていても、1日、2日ですぐ治るものではありません。

赤みが気になるあまり、ついファンデーションで隠そうとしてしまい、かえって厚塗りが目立ってしまうことはありませんか。

また、「ニキビの上からメイクをすることに抵抗感がある」という方もいるでしょう。

 

とはいえ、スッピンで外に出るのは勇気がいるもの。

大人であればなおさらですよね。

この記事では、ニキビができてしまった肌にメイクをするときの注意点のほか、ニキビ肌に使う化粧品の選び方、厚化粧に見えないメイクのコツをご紹介します。

ニキビの治療・ケアの継続とメイクを両立させながら、肌のコンディションを整えていきましょう!

 

ニキビがある状態でメイクするときに気をつけること

ニキビを悪化させないためにも、肌を清潔な状態に保つことは何よりも大切です。

メイク道具や化粧品を清潔にしておくことは、ふだんから大事なこと。

ニキビができてしまっているときは、より意識を払いましょう。

ファンデーションをブラシやパフでつけている場合は、毎回洗うのがおすすめです。

忙しくて洗うのが面倒な場合は、使い捨てのパフを使用しましょう。

 

スティックタイプのファンデーションやコンシーラーも、雑菌を繁殖させないため、直接肌につけないようにします。

綿棒やスパチュラに一度取ってから指でつけるのがベター。

もちろん、肌に触れる前に手指も清潔に洗っておくことが前提です。

また、ニキビを隠したいがために厚く塗り重ねてしまわないように注意しましょう。

 

毛穴を詰まらせしまい、ニキビを悪化させてしまいます。

ひどくなってしまったニキビは、メイクでカバーすることも困難になりますので、軽症のうちに治すためにも塗る量には注意してくださいね。

塗る際の力の入れ具合は、ふだんよりも弱めを意識します。

これも、パフやブラシによる刺激を不用意に与えないために必要なことです。

 

ニキビを隠すメイクのコツ

Cosmetics with acne

ニキビがあるときのメイクは、化粧下地・コンシーラー・ファンデーションの順に行います。

ニキビを悪化させないためにも、化粧下地をきちんと塗ることが重要です。

ファンデーションの厚塗りを防ぐためには、化粧下地の選び方やコンシーラーの使い方を工夫してみましょう。

ファンデーションをうっすら重ねづけするだけでOKな程度であれば、ニキビができている部位のみ重ねることで対応します。

 

それでもうまくカバーできないときには、重ねづけにコンシーラーを使いましょう。

コンシーラーも使用量に注意が必要です。

たくさん塗ってしまうと厚塗りに見えてしまうため、気になる部分に薄く塗ることを心がけましょう。

仕上げにパウダーで軽く押さえておくと、ヨレを防ぐことができますよ。

広い範囲が赤くなっているニキビに悩んでいる場合は、化粧下地で対処します。

 

赤みをカバーしてくれるグリーンやブルーのカラーコントロール効果のある化粧下地を塗っておくことで、ファンデーションを塗り重ねなくても赤みを抑えられますよ。

メイクをする際には、どうしても鏡に近寄って見てしまうため、よりニキビの凹凸が目に入ってしまうものです。

厚塗りを防ぐためには、一度ファンデーションを塗った段階で、鏡を遠ざけて確認してみましょう。

 

リップに鮮やかな赤やピンクを使用するなど、ポイントメイクのカラーを工夫することもおすすめです。

視線を誘導できるため、気になる部分をカバーできますよ。

 

ニキビがあっても使える化粧品の特徴

ニキビ肌に使用する化粧品を選ぶ際は、「低刺激」のものが鉄則です。

特に肌表面に直接触れる化粧下地は、薬用化粧下地を選ぶのがおすすめ。

コンシーラー効果を持つ化粧下地もありますよ。

化粧下地だけではなく、コンシーラーやファンデーションにも「薬用タイプ」や「ニキビケア用」商品が販売されています。

刺激が少ないため安心して使えるだけではなく、抗菌成分や抗炎症成分が含まれているものも販売されているので押さえておきましょう。

 

「ニキビ用」と銘打たれていないファンデーションを選ぶ際は、油分の少ないタイプのものを選びます。

ニキビの原因となる角栓を防止し、これ以上ニキビを悪化させないためにも、「ノンコメド」表記のものを選ぶのがおすすめです。

また、ニキビが気になるときには、ウォータープルーフ仕様の化粧品の使用を控えましょう。

高いカバー力を謳っているものも同様です。

こうしたタイプの化粧品は、油分の多い化粧品と同じく毛穴に詰まりやすい特徴があるためです。

カバー力が高ければ高いほどクレンジングで簡単に落ちにくいため、化粧を落とす際に肌が受けるダメージも増大してしまいます。

敏感肌でも使える化粧品・スキンケア用品を選ぶよう心がけましょう。

 

まとめ

皮脂の過剰分泌による発生する思春期のニキビと異なり、大人になってからできるニキビは食生活の乱れや睡眠不足など、その他の要因が重なっていることが大半です。

必ずしもメイクが直接的な原因ではないため、ニキビ=メイクをしてはいけないというわけではありません。

肌を清潔な状態に保つのと同様、自分の生活を見直してみることも大切です。

 

ただし、メイクが原因ではないにしろ、肌に負担のかからない化粧品を選びや、ダメージを与えないような使い方をすることは必須といえます。

クレンジングを丁寧に行い、洗い残しのないようにしっかり洗顔をしましょう。

 

もとから敏感肌の人や、なかなかニキビが改善しない場合は、放置せずに皮膚科に相談することも検討してみてくださいね。

適切な治療を行うことで早期にきれいな肌に戻れるほか、化粧品の相談にも乗ってもらえますよ。

 

記事の参考URL

https://feely.jp/79350/

http://www.souken-lab.co.jp/safety/comedo.php