花火やBBQなど…夏のレジャーの怪我ややけどにもエミュークリームが使える!
肌の露出が増える夏。花火やBBQなど、屋外レジャーを楽しんでいるなかで、うっかりケガややけどをしてしまうこともありますよね。
ちょっとしたトラブルの応急処置に使える便利アイテムが、エミューオイルです。
エミューオイルは、4万年前ほどから、オーストラリアの先住民のアボリジニが使用してきた万能薬です。
オーストラリア原産の鳥・エミューの皮下脂肪から抽出した油で作られています。
抗炎症作用や殺菌作用があるとされているうえ、自然由来成分でできているので、子どもや敏感肌の方も安心。
配合されている脂肪酸のバランスが人の皮脂と似ているため、肌になじみやすいのも特徴です。
やけどや軽い怪我、筋肉痛の予防や軽減など、さまざまなシーンで使用できるため、常備しておくと便利ですよ。
夏のレジャーでやけどをしてしまった!応急処置は?
やけどをしてしまった際の応急処置は、とにかくやけどをした部位をすぐに冷やすことです。
やけどの程度を問わず、まずは水道水でもいいので、やけどした部位を冷やし続けましょう。
衣服の上からやけどを負ってしまった場合は、衣服の上からでも構いません。
無理に脱がそうとすると、肌がこすれることにより、状態を悪化させてしまうことがあります。
冷やす時間は、やけどの程度や年齢、やけどを負った場所によって異なりますが、最低でも15~30分は冷却し続けましょう。
患部を冷やすことで、やけどの進行を止め、痛みも抑えられます。
指先や脚など冷却しやすい部位の場合は、1時間程度冷やし続けることで、症状を軽くさせられるでしょう。
やけどにはⅠ度からⅢ度まで3段階があり、うちⅡ度は浅いものと深いものの2段階に分かれています。
Ⅰ度のやけどは、皮膚表面だけにやけどが留まっている状態で、患部が赤くなり痛む程度。
しっかり冷やしておけば数日で治ることがほとんどです。
特に治療を受けなくても傷跡が残ることもありませんが、炎症を抑える軟膏を使うことをおすすめします。
水ぶくれができてしまい痛むやけどは、Ⅱ度(浅達性)。
Ⅱ度以降のやけどの場合は、医師の診断・治療を受けなければ跡が残る可能性があります。
冷却による応急処置を施したうえで、早めに皮膚科にかかることが大切です。
やけどにもエミュークリームを使ってみましょう
エミューオイルとは、オーストラリアの先住民のアボリジニたちが、約4万年前から使用してきた自然素材で作られたオイルのことです。
鳥のエミューから抽出されています。
アボリジニたちにとって、エミューはオイル以外にもさまざまな効能がある万能薬として重要な鳥でした。
エミューオイルは、外傷や日焼け、乾燥肌、筋肉痛や関節痛など、さまざまな症状に効果があるとされてきたのです。
長きにわたりアボリジニたちを支えてきたエミューオイルですが、現代では、科学的な研究により、効果が証明されています。
プロアスリートのメンテナンスや医師による治療など、多くのシーンでエミューオイルが使われているのです。
そんなエミューオイルは、アボリジニたちのやけどの治療にも用いられてきました。
エミューオイルに含まれている脂肪酸は、人の肌の皮脂に近い構成のため、肌に浸透しやすい特徴があります。
また、エミューオイルには殺菌作用があるため、感染などの心配もありません。
特に治療を必要としない軽度のやけど(Ⅰ度)であれば、エミューオイルを塗ることで、跡が残る心配をしなくても済むでしょう。
なお、エミューオイルに配合されているリノール酸やγ-リノレン酸、アラキドン酸といった脂肪酸には、炎症を鎮める作用がありますよ。
使い方は、清潔な手や指にとり患部に適量を塗るだけ。
直接オイルを垂らして塗付してもよいでしょう。
ただし、安易な自己判断は禁物です。
先ほどもご説明したとおり、Ⅱ度以上のやけどを負っている場合は、まず皮膚科医の診断を受けたうえで、使用を相談してみましょう。
やけど以外にもおすすめ!夏のお出かけのお供に!
エミューオイルやエミュークリームが効果を発揮するのは、やけどだけではありません。
夏の屋外レジャーにつきものの「すり傷」「切り傷」といった怪我や虫刺されにも、エミューオイルを使用することができますよ。
また、エミューオイルは筋肉痛や筋肉疲労にも効果を発揮します。
リノール酸など、炎症を鎮める働きを持つ脂肪酸が含まれているほか、血行を改善させるα-リノレン酸も含まれているため、筋肉の痛みを和らげてくれるのですね。
キャンプや山登り、海やプールでの水泳やビーチバレー。
夏の屋外レジャーでは、ふだん運動をあまりしない方でも体を動かす機会が多いことでしょう。
エミューオイルは、スポーツ後の筋肉痛・筋肉疲労の軽減に使えるのはもちろん、予防にも効果を発揮します。
体を動かすことが事前にわかっているのであれば、先に少量のエミューオイルを手のひらにとり、ふくらはぎや太もも、腕など、あとで筋肉痛が起きやすい場所を中心にマッサージしておきましょう。
エミューオイルは、赤ちゃんの肌にも使える天然素材。敏感肌や子どもにも安心して使用できますよ。
まとめ
油はねや、草木に引っかけたかすり傷や切り傷など、何かと小さなトラブルが起きやすい夏の屋外レジャーです。
特に子ども連れファミリーにとって、応急処置グッズの用意は必須でしょう。
しかし、ただでさえ荷物が多くなりがちな夏のレジャーに、応急処置グッズを大量に持参するのは大変なものです。
エミューオイルをひとつ用意しておけば、軽度なトラブルに幅広く対応できるため、とても便利です。
スキンケアやマッサージ用のアイテムとして、日常生活のなかでも利用できるため、「使う機会がなかったから無駄にしてしまった」ということにもなりません。
大人も子どもも使えるアイテムは、アウトドアの必需品といってもいいのではないでしょうか。
夏の屋外レジャーアイテムの必須品として、エミューオイルをリストに加えておきましょう。
参考URL
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa8/q03.html
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa8/q02.html
https://lohastyle.biz/archives/2900
さいたま市在住。幼少期からの「書くことが好き」が講じてフリーライターに。
コラム記事から店舗・病院・企業への取材・インタビュー記事まで幅広く執筆している。
販売員をしていたインテリア雑貨店で扱っていた、日常をちょっぴり楽しくさせる入浴剤・アロマ・ケア用品が好き。
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