化粧をすると、必ず行うのがクレンジング。

化粧品は、肌に乗せ時間が経過していくと油汚れと変化します。

クレンジングせずに寝ると、肌トラブルが発生するのは、油汚れが付いた状態のままだからです。

短時間で綺麗にクレンジングできるので、オイルクレンジングを好む女性は多くいます。

ただ、オイルクレンジング後の肌のツッパリ感などが気になるという声も少なくありません。

現在、エミューオイルをクレンジングに使用する方が増えています。

また、スキンケアなどにオイルを取り入れる女性は増えていますが、その中でもエミューオイルは、人間の皮脂に近い成分で出来ているのでメリットが多いのです。

エミューオイルをクレンジングに使用しても大丈夫なのか？

どのように肌に働きかけてくれるのか？などの疑問を一緒にチェックしていきましょう。

エミューオイルはクレンジングにもおすすめ！

クレンジングにはオイルやクリームなど様々なものが使われます。

クレンジングは、メイクを落とすことが目的。

メイクは油汚れに分類されるため、油は油で落とすという理由から生まれたのがオイルクレンジングです。

エミューオイルはオイルクレンジングとして使用できます。

エミューオイルをメイクと馴染ませることで、油同士が混ざり合い、肌に余分な負担を与えることなく、油汚れを落とせます。

エミューオイルは人間の皮脂に近い成分となっています。

そのため、潤いを保ちながらクレンジングできるので、これまでのオイルクレンジングで感じたツッパリ感などもありません。

目元の皮膚は体の中で最も皮膚が薄いと言われており、擦ることで乾燥しやすくなります。

綿棒やコットンにエミューオイルを馴染ませて、アイメイクを先に落としましょう。

その後、顔全体にエミューオイルを馴染ませ、メイクが浮いたところで拭き取り、もしくは石鹸や洗顔フォームで洗い流しましょう。

敏感肌や肌が弱いという方は、拭き取りよりも洗顔がおすすめです。

拭き取りは、肌に余分な刺激を与えてしまう原因になるので、自分にあった方法を選びましょう

オイルを使ったスキンケアのメリット

スキンケアに使用できるのは、植物や動物などから抽出された、純正系オイルと呼ばれる100％天然のピュアオイルが代表的です。

オイルによるスキンケアのメリットは多く、私たちの肌へ嬉しい効果をもたらします。

肌の奥まで浸透する

肌の組織に近い成分で出来ているので、肌への浸透力が高いです。

肌の水分が蒸発しないように、細胞間脂質というものが角質細胞の間を埋めています。

細胞間脂質の代表的なセラミドなどは、油溶性となり、オイルと馴染みやすいです。

肌の中にある水分と結びつき、蒸発を防ぐので潤いのある肌に導きます。

バリア機能を高める

細胞間脂質が担っている肌のバリア機能が弱ると、乾燥などの肌トラブルが発生しやすくなります。

水分量が保たれた肌はバリア機能が高まり、肌トラブルの起きにくい肌に。

肌へ浸透して水分を保つオイルは、バリア機能を高めてくれる大きな存在です。

皮脂分泌を抑える

肌が乾燥すると、肌自身が乾燥を防ぐために皮脂を分泌させ肌を守ろうと働きます。

この働きにより、肌の中は乾燥しているのに表面は皮脂でべた付く「インナードライ」という現象が起きるのです。

オイルを浸透させることで肌に潤いが戻り、過剰に分泌される皮脂が抑えられます。

古い角質や毛穴の汚れを落とす

肌が柔らかくなり毛穴を清潔に保てるので、ニキビや吹き出物などが起きにくい肌になります。

これらの他にも、栄養を肌に送る働きや、エイジング効果も期待できます。

オイルには、オレイン酸・リノール酸・リノレン酸など肌に良い成分が多く含まれているので、美肌効果が盛りだくさんです。

美容におすすめのエミューオイルの使い方

エミューオイルは、数あるオイルの中でも、人間の皮脂成分に組織が近く、浸透力が高いです。

高い浸透力を持つオレイン酸、潤いを長時間留めるリノール酸、抗炎症作用のあるリノレン酸がバランス良く配合されている注目のオイルとなります。

酸化や劣化がしにくいので、毎日のスキンケアに使えます。

オイルですが、テクスチャーはサラッとしており、肌馴染みもいいのでオイルが苦手な方でも抵抗なく使えるでしょう。

クレンジングの他にもおすすめの使い方があります。

スキンケアの最後に使用する

化粧水、乳液、クリームなどのスキンケアの最後に1～2滴エミューオイルを顔に塗りましょう。

保湿効果が高まり、肌のバリア機能を高めます。

化粧水後の美容液やクリームの代わりにオイルを使用するのもおすすめです。

ボディケア

お風呂上りにエミューオイルを使用すると、より浸透力が高くなり全身の保湿ができます。

また、日焼けなどの痛みのある部分に塗ることで痛みが和らぐ効果も。

抗炎症作用や血液促進作用もあるので、マッサージにもおすすめです。腰痛や関節痛、筋疲労が和らぎます。

他にもヘアケアやハンド・ネイルケアにエミューオイルを使用でき、全身のお手入れが可能です

まとめ

クレンジング専用の化粧品でなくても、エミューオイルでクレンジングができ、人間の皮脂成分に近いのでクレンジング後のツッパリ感などもありません。

エミューオイルは、数多くあるオイルの中でも肌馴染みが良いのが特徴です。

今回ご紹介したクレンジング、洗顔後やお風呂上がりのスキンケア、ボディケアにもおすすめのオイルです。

乾燥によって皮脂分泌が増えたり、角質が厚くなったりすることで、ニキビや吹き出物、皮脂によるべた付きなどのトラブルが発生します。

保湿成分が肌に浸透しやすく、長時間保水をしてくれるエミューオイルを使用すると肌のバリア機能も高まり、潤いのあるトラブルが起きにくい肌へと変化を遂げるでしょう。

これからのスキンケアに、ぜひエミューオイルを取り入れてみて下さいね。

記事の参考URL
https://96-5.co/ZCg
http://myaura.jp/html/page10.html
http://emu-oil.asia/massage/

荒木彩子

日本エステティック協会認定エステティシャンディプロマ取得経験あり。
20代前半は美顔・痩身・脱毛を施すエステティシャンとして働き、現在はその経験を活かし美容関係、脱毛関係の記事を中心に執筆している。
過去に16kgのダイエットに成功。
綺麗になりたい女性の力になれるように日々奮闘中。