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打撲の正しい処置方法は?打撲にもおすすめのエミュークリームを使ったマッサージ

打撲の正しい処置方法は?打撲にもおすすめのエミュークリームを使ったマッサージ

「椅子や机の角に脚をぶつけた」「自転車をこいでいたら派手に転んでしまった」という場合には、打ったところが赤く腫れることがあります。

単なる打撲だったとしても場合によっては骨折や靭帯損傷など、より重大な事態も考えられます。

 

軽い打撲は、適切に対処すれば1週間程度で治りますが、それでは遅すぎると感じる方もいるでしょう。

そのような方には、エミュークリームを使ったマッサージをおすすめします。

打撲の状態に合わせてエミュークリームでマッサージすることで、治癒を促せる可能性があります。

 

なぜ、エミュークリームが打撲に効果的なのでしょうか。

ここでは、打撲の対処法やエミュークリームを使ったマッサージの効果についてご紹介します。

 

打撲ってどんな症状?打ち身との違いは?

打撲と打ち身は同じ意味の言葉です。

ぶつけたり、転んだりするなどして外部から力が加わると、皮膚よりも下の組織や筋肉が損傷します。

その損傷を修復する際の反応として炎症が起こり、赤く腫れるようになるのです。

打撲は、骨折や筋肉の損傷、靭帯の損傷などと鑑別が必要です。

それぞれの特徴は次のとおりです。

 

打撲

骨に異常がなく、自然に動かせる状態です。

 

骨折

患部よりも離れたところを軽く叩いた際に痛みが現れた場合は、骨折している可能性があります。

 

筋肉の損傷

ストレッチや筋肉を収縮させた際に痛みを感じた場合は、筋肉が損傷している可能性があります。

 

靭帯損傷

整形外科を受診して、靭帯損傷の有無を確かめるテストを受けます。

自己判断はできないため、外部から衝撃を受けた場合は、医療機関の受診が必要です。

 

このように、打撲と似ている症状は非常に多いため、まずは患部の状態を確認しなければなりません。

患部の状態を見誤ると、正しい処置をしても状況は良い方へ向かわないでしょう。

判断できない場合は、速やかに医療機関を受診してください。

 

打撲の正しい処置方法

打撲の場合は、まずアイシングをしましょう。

アイシングとは、患部を冷やして炎症を抑える処置のことです。

痛みを抑える効果も期待できるため、打撲とわかったらすぐにアイシングしましょう。

ただし、患部の周りを冷やさないように注意してください。

 

患部の周りを冷やすと、組織の修復に必要な栄養や酸素を運ぶ血管が収縮し、打撲が治りにくくなる可能性があります。

このようなこともあり、ヨーロッパではアイシングに積極的ではありません。

 

また、アイシングの時間も重要です。

具体的な時間は定められていませんが、アイシングによって感覚が麻痺したら冷却をやめましょう。

そして、1時間後に同じようにアイシングします。

これを72時間くり返すと、炎症による痛みなどの症状をしっかり抑えられるでしょう。

 

炎症が治まってからは、患部への血流を促すために、温めたり動かしたりすることが大切です。

逆に、冷やすことで症状が悪化する可能性があるので注意しましょう。

しっかりお湯に浸かって患部を温めることも効果的です。

その際には、患部の周りを軽くマッサージすると、血行がより一層促されます。

 

打撲にもおすすめ!エミュークリームを使用したマッサージ

エミュークリームは、保湿成分や血行促進成分、抗炎症成分などが含まれたもので、肌になじみやすく、ベタつかないことが特徴です。

肌をなめらかにしてくれるため、美容目的で使う方が多くみられます。

 

実は、エミュークリームは打撲にも効果が期待できるのです。

抗炎症成分によって、急性期の打撲の炎症を抑えられます。

また、炎症がある程度鎮まってからは、血行促進成分によって治癒が促されるのです。

打撲をできるだけ早く治したい方は、エミュークリームでマッサージしましょう。

 

マッサージには、血行を促すことで打撲の治癒を促す効果が期待できるため、エミュークリームを使うことで、相乗効果が期待できます。

身体が温まっている入浴後であれば、さらに高い効果を得られるでしょう。

 

マッサージでは、患部を強く刺激しないように注意が必要です。

痛みを感じるところは避けて、気持ちよいと感じるところだけマッサージしてください。

また、患部の周りから患部にかけて、血液を流すイメージでマッサージすることがポイントです。

患部の周りの血流を促すことで、患部に栄養や酸素が届きやすくなります。

 

まとめ

打撲は、ボールが当たったり転んだりするだけではなく、家具や家電に足をぶつけることも原因となります。

骨折や靭帯損傷などと比べて身近な症状なので、十分に注意しましょう。

痛みが強いと、うまく歩けなくなることもあります。

 

少しでも早く打撲を治すために、入浴後にエミュークリームでマッサージしましょう。

エミュークリームは伸びがよく、肌への浸透性に優れているため、患部を刺激しないように塗ることができます。

もし、マッサージをして痛みが強くなったら、すぐにやめて患部を冷やしましょう。

マッサージによって炎症が強くなった可能性があります。

また、骨折や靭帯損傷などの可能性もあるため、心配な場合はまず医療機関を受診しましょう。

エミュークリームを適切なタイミングで正しく使用して、打撲を早めに治してくださいね。

監修専門家プロフィール


 みやざわ整骨院院長 宮澤大助

東京都大田区池上でみやざわ整骨院を開業。ゴルフ、野球、サッカー、相撲、マラソン、水泳の多種分野のアスリートが主に来院。数多くのトップアスリートを治療し、コンディショントレーニングをサポート。代替医療分野で「東久邇宮記念賞」を受賞。

http://www.tgc-d.com/miyazawa.html


 

記事の参考URL

https://good-health.jp/daboku-trainer-1116

http://www.araoto.net/wound/dislocation.html