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関節の調子を良くするセルフマッサージ術!手でほぐせるのは筋肉だけじゃない?

関節の調子を良くするセルフマッサージ術!手でほぐせるのは筋肉だけじゃない?

膝や肩、肘の関節、股関節の痛みや可動域の制限が起きている場合は、症状の悪化を防ぐことが大切です。そして、薬などで症状を抑え、再び症状が現れないように対策しましょう。そのためには、関節のトラブルの原因や予防法について確認しておく必要があります。身体のあらゆる関節が動かない、痛みが強いといった状況は、生活に支障をきたしてしまいます。

例えば、足首や手首が痛いとデスクワークと立ち仕事の両方が難しくなります。症状が悪化すると立ったり、座ったりする動作にも支障をきたすでしょう。早めの対処は、症状の悪化を抑え、日常生活に支障をきたすことの防止につながります。

それでは、関節が動かしづらくなったり痛くなったりする原因と予防法、症状の改善方法について詳しくご紹介します。

関節が動かしづらくなる・痛みを感じる原因

 

関節の痛みや可動域の制限は、特定の関節に負荷をかけすぎた場合に起こります。サッカーやテニス、野球などスポーツで間違ったフォームを直さないでいると、特定の関節に負荷がかかりすぎてしまいます。

その結果、関節が変形したり炎症を起こしたりして、動かしづらくなったり痛みが現れたりするのです。また、関節の骨と骨のつなぎ目にある関節軟骨が加齢や肥満、運動不足などの原因ですり減り、骨同士がぶつかるようになって症状が現れる場合もあります。足や腕などは日常的に使うため、どうしても負担がかかります。

本来、小さな負担で済むはずが、肥満によって関節に大きな負担がかかり、症状が現れるようなケースでは、肥満を解消しなければ改善は難しいでしょう。また、関節の痛みや可動域の制限の症状は、一度現れると慢性化する傾向があるため、いかに未然に防ぐかがポイントとなります。

このような症状を引き起こす病気には、四十肩や五十肩、変形性膝関節症、関節リウマチ、化膿性関節炎、痛風、捻挫などがあります。いずれも、セルフケアだけではなく、医療機関で適切な治療を受けることが大切です。正しく対処すれば、日常生活への影響を抑えられます。

関節の不具合を事前に防ぐ方法はあるのか

 

関節のトラブルを防ぐために、次のような対策を心がけましょう。

・適度に運動する

適度な運動は、筋力を高めることで関節への負担を和らげられます。激しい運動は、関節への負担が大きいため、適度なウォーキングやジョギングなどを習慣づけましょう。

・正しい姿勢を保つ

背中をまげて首や肩を前に出す悪い姿勢は、関節に負担をかけます。できるだけ背筋を伸ばし、正しい姿勢を保ちましょう。床に直接座るのではなく、椅子に座るようにしたり、布団ではなくベッドにしたりする方が下半身への関節への負荷を抑えられます。

・身体を冷やさない

身体が冷えると、血流が悪化して関節痛が強くなります。38~40℃程度のお湯にゆっくりつかったり、カイロを使ったりして身体を冷やさないようにしましょう。

・太りすぎないようにする

体重が増えることで、膝や腰への負担が増えるため、太りすぎないようにしましょう。肥満傾向がある場合は、適度な運動やカロリーコントロールなどで適正体重を目指すことが大切です。

全ての対策を実践すれば、関節の痛みや可動域の制限に悩まされるリスクを抑えられるでしょう。

関節の不具合を軽減・解消するセルフマッサージ

 

関節の不具合を軽減する方法として、自分でできるセルフマッサージが挙げられます。痛みがある関節周りをほぐすことで、血流を促して痛みを抑えます。ただし、強い痛みが起きている場合は炎症が起きている可能性があるため、血流を促すと悪化する恐れがあります。薬などで炎症を抑えることを優先しましょう。

慢性的な痛みや可動域の制限がある場合にセルフマッサージをすると、解消できる可能性があります。マッサージの際には、円滑剤としてオイルやクリームを使いましょう。おすすめは、肌になじみやすく血行促進効果を高められるエミューオイルです。

エミューオイルは、大型の鳥「エミュー」から抽出した油のことで、人の皮脂と似た成分となっています。肌になじみやすく、セルフマッサージの効果をサポートしてくれます。関節によってマッサージの方法は異なりますが、関節の周りを指でさすったり押しながら回したりするといいでしょう。痛みを感じるほど強くマッサージしたり、爪を立てたりしないことが大切です。

セルフマッサージの方法は、こちらの動画を参考にしてください。

 

 

まとめ

関節の痛みの原因は、関節に過度な負担をかけたことによる炎症、関節軟骨のすり減りなどです。運動不足や加齢、肥満など、関節に負担をかける原因はさまざまです。1つずつ対策していき、少しでも関節に負担をかけないようにしましょう。また、強い痛みや可動域の大きな制限が起きている場合は、薬などでしっかり炎症を抑えることが重要です。

強い炎症を抑え、さらなる炎症が起こらないように予防しましょう。慢性的な痛みには、エミューオイルを使ったセルフマッサージがおすすめです。関節周りの血流を促すことで、痛みや可動域制限の症状の改善が期待できます。関節は、体重を支え、身体を動かすために欠かせない部位のため、普段から負担をかけないようにしましょう。


記事の参考URL

https://96-5.co/1auQ

http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170628/index.html

https://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=kansetsutsu_te

https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/29.html

動画

https://www.youtube.com/watch?v=nuNNPeZY8eo

https://www.youtube.com/watch?v=yiMcRNKh8ds